「虫の知らせ」的なことはきっとある
桜は満開、コロナは蔓延
春になれば桜は咲き、鳥はさえずり、
我々の問題とは関係なく、季節は巡っていく。
人間や経済活動の儚さよ。
「危険」を感じたらサッサと逃げるべし
2020年は東京オリンピックもありますし、海外からの旅行客がもっともっと増えて、何か新しいことが始まるようなそんな年になるはずでした。
しかし、年末から春にかけて、新型コロナウイルスの発生&世界中での感染へとつながり、誰も想像していなかった大変な状態になってしまっています。
年明けから中国の武漢で新型インフルエンザのようなものが広がり始めているというニュースは聞いていました。
夫が上海にいるので聞いてみると「上海は全然問題ないよ。こっちでもそんなに大きな取り上げ方されてないし」と「対岸の火事」というか「無関係」というような感じ。
「本当かなー」と思いながら、旧正月で夫が東京に戻ってくるのヤキモキしながら待っていました。
無事、夫が帰ってきた翌日には、武漢が封鎖され、政府がチャーター機で邦人を救出するとかしないとか。
「上海に帰れなくなっちゃうと困るなー」
なんて、その時は夫は言っていましたが、
「何言ってんの?戻って封鎖されたら逃げられなくなるってことだよ(怒)。いつもの外人用の病院では対応してもらえなかったら死ぬってことだよ(怒)中国に残っている人たち、戻さないと危険だよ」
で、皆さん、家族も含めて即東京に戻ってきました。
その後、すぐに中国全土で移動制限、軟禁生活が始まりました。
ザワザワしたら即手を出すべし
旧正月中にドラッグストアに買い物に行くと、中国人の人たちが大量にマスクを購入しているのを見かけました。なくなる側から在庫を出してきて補充。
なんだか、それを見たときも「危険」な気がしました。
「私たちもいくつか買っておこう」という私に「在庫がどんどん追加されているから大丈夫だよ。PM2.5用だし」という夫。
「えー。じゃあ買って持って帰ればいいじゃん。余ったらお土産に中国人にあげればいい」とゴリ押しして購入。
その後、すぐにマスク不足が発生し、今に至ります。
不安だったら不安の元を手放すべし
日本国内で感染者が見つかり、韓国や香港などでも見つかり始めます。
その後、ダイアモンドプリンセス号で大勢が新型コロナに感染していることが判明し、その感染力の凄さに世界中が驚きます。
ところが、2月下旬になっても株式相場が落ちてこない。
当時言われていたように「普通は軽症で済む。インフルエンザの方がよっぽど死亡率が高い」だったとしても、株式相場は多少弱気になってもおかしくないはず。
なのに、全然落ちてこない(というか上がって行く)。
それを見ているとなんだか不安。変な動き方が非常に不安。
ということで、2末に一旦、資産を見直し整理。
その後、3月上旬から暴落が始まり、今は乱高下が続いています。
「虫の知らせ」的なことはきっとある
感度を上げるために色々な情報を「情報」として受け取り、気になることは自分なりの仮説を立てる、人の気分や未来を想像してみる習慣をつけておくと良いかと思います。
重要なのは、自分で仮説を立てる、想像するということ。
人間は、「自分の都合の悪いことは起こらないと信じたい」、「問題があったら他人の性にしておきたい」という特性があると言われています。
せっかくの「虫の知らせ(=本能)」を無視することのないように。
*実はこの本能は、マーケティング担当者にはとっても重要なことだったりするので、明日また書きたいと思います。
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