NLPビジネスコーチ/ディスカッションパートナー

SAITO OFFICE

己を知り、他人を知る「嵐ごっこ」のススメ

コミュニケーションがうまくいかない理由は不安だから

「自分を知ってもらいたいのに、どこまで話していいのか不安」

「話しすぎて受け入れられなかったらと思うと・・・話さない方が楽」

コーチングのクライアントさんから自己開示の難しさを相談されることがあります。

その理由は、承認されないことへの不安です。

あなたを受け入れてくれないひとはたった2−3%

数日前のセッション中にも、この課題の話が出てきました。

「受け入れられないほど嫌いな人って、100人中に何人いるの?」

と聞くと

「2−3人かなー」

「じゃあ、97%の人が受け入れてくれるから、安心だね」

「あぁ!!!本当だ!!!」

という結論で一旦「大丈夫」と笑顔に。

こんな風に、客観的に数字にしてみると、不安に思うほどのことでないことがわかりますね。

嵐分析しはじめたらこうなった

その後、嵐の話に。

彼女は少し前から「嵐」のライブにはまり、頻繁にその話題になるのです。

「お気に入りは誰なの?」

と聞いてみたら

「大野くん。でも、私自身は櫻井くんに似ている気がする」

と話し始めました。

大野くんが好きな理由や、櫻井くんと自分の類似ポイント、グループの価値のような話を熱く語ってくれ、15回以上のセッションでも聞ききれていなかったクライアントさんの思いやら価値基準やらに触れることができました。

国民全員に愛される嵐の偉大な活用方法

(ちょっと盛ってはおりますが)嵐やそれに付随する歌や番組などに一度も触れたことがない日本人はいないことでしょう。AKBグループとは違って、5人しかいない上に出入りもないので、誰が誰で、どんな特長を持っているかをほとんどの人は知っているのでは。(20歳以上、49歳までなら9割越えではないでしょうか→SAITO OFFICE調べ)。

そして、5人の仲の良さ、グループとしての仕上がり具合に対してはポジティブな意見しか聞こえてきません。

そんな彼ら5人に自分を当てはめて、自己開示してみると「他人の話をしながら、自分の説明をしている」錯覚で話しやすくなる上、うまいこと話せなかった時に「芸能ネタ」的なテキトー感でスルーも可能なのです。

また、話をしている相手に「あなたは自分で誰っぽいと思う?」なんて振ることができたら、同様にその人もおしゃべりの流れでいろいろな開示をしてくれるでしょう。聞き出すことができた大事なポイントは、その人の取説として頭に入れておけば、今後の対応もしやすくなります。

嵐の5人はとても仲が良く、少し前にあった休業宣言でも良い印象を残せているので、そのメンバーにたとえて話が盛り上がれば「私たちチームは仲良し」錯覚にも。

誰でも知っている芸能ネタなので、おしゃべりがはずむことでしょう。

別の何かが話しているように思えれば楽に話せる

これは、私がグループコーチングで使っているPoints of Youというコーチングカードから得られる効果に似ています。

自分の考えを写真とキーワードがプリントされた大量のカードに投影することで、自己開示しやすくなり、お互いの話も理解しやすくなるのがPoints of Youの特長です。

色とりどりのスタイリッシュなカードを見ることで、気分も上がり、自己開示が促されるというのも、芸能ネタがきっかけで話がはずむというのに似ています。

己を知り、他人を知る「嵐ごっこ」のススメ

簡単に会話が弾み、自分自身の理解と自己開示のキッカケ、周りの考えや行動パターンなどを理解するのに、「嵐ごっこ」はきっと効果的です。

1、私を嵐の誰かにたとえ、理由を話す。

2、他の人にも同様に、その人が嵐の誰に似ていると思うのかを話してもらう。

もちろん、話すだけでなく、ツッコミなどもどんどん入れていけば、より親密に、そして理解が深められるでしょう。

転職や異動、引っ越しなどでなかなか職場やコミュニテーに溶け込めていないと不安になっている方、昇進に伴い部下とのコミュニケーションに焦っている方、「私、嵐の松潤のファンなんだー。私のこんな所と似ていると思うんだよね」みたいな感じで話しをしてみたらいかがでしょうか。

周りとのコミュニケーションに不安を感じている方は、コーチをつけてみるのもオススメです。2時間の体験コーチングもご用意していますので、ご興味のある方は詳細ご確認ください。

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