目標と手段を間違ってはいけない
目標って何でしょう?
私はコーチとしてディスカッションパートナー として、経営顧問として個人や法人の「目標達成」をサポートしていますが、「目標」ってなんなんでしょう?
やりたいこと
叶えたいこと
幸せになるためのもの
自己実現
企業としての責任
etc・・・
いろいろな意見がありますが、私は「それが叶ったら死んでも良い(企業の場合は手放しても良い)と言える様なもの」と定義しています。
なので、初回のセッションや、訪問の時はこれを問いかけています。
もちろん「死ぬ」というのは、先のことすぎて、直近1年ぐらいで目指したいことしか出てこないこともあります。
これはこれで構いません。初回の私との対話の中で「もっと長期的なゴール」のフラッグがたつことでだんだん長期的目線のゴールが出てきますので。
目標もそれに向けてのステップも具体的に
目標が描けたら、それに向けてのステップの確認です。
ピョーンと目標が達成されたら楽なのにと思うかもしれませんが、基本的にベビーステップの積み重ねです。
そのステップが具体的であればあるほど、そしてドライブしていく動機付けがされればされるほどスピーディーに目標に近づいていきます。
ステップはあくまでも手段
ところが、具体的に描いたステップを実行していく中で、ステップに固執してしまい目標から逸れてしまうことが時々起こります。
アレができなかった
他にやり方があったんじゃないか
どうやったらアレができたんだろうか
達成したいのは目標なのに、いつの間にやらステップを達成することに注力が言ってしまうのです。
例えば、
・やりたいことがあるから転職活動をしているのに、会社に入ることが目的になってしまう
・確認したいことがあったのでデータを見ていたのに、データ整理が目的になってしまう
こういうことって経験ありませんか?
目標と手段を間違ってはいけない
そんな時は、「何のためにそのステップをクリアしたいのか」を振り返る必要があります。
一度決めたステップ以外でも、もっと良い方法があればそれを選んで目標を達成できれば良いのです。
もちろん、時にはそのステップを深掘りしていくことで別の目標が出てくるのかもしれませんが、「それが叶ったら死んでも良い/手放しても良い」という究極の目標という意味ではそこに向かっていれば良いのです。
手段に振り回されて遠回りをするよりも、速やかに目標達成を叶えたいのであればコーチをつけることは有効ですよ。