NLPビジネスコーチ/ディスカッションパートナー

SAITO OFFICE

前向きの段階に辿りついていないだけ

直接会うことのメリット

すでに2週間以上電車に乗っていません。

外出は全て徒歩。

今日は久しぶりにちょっと遠くまで散歩(往復6キロ。結構歩いた!)。

企業さんとのお仕事も、コーチングセッションも全てリモートになりました。

便利だなーとも思いますが、話が早かったり、お互いの理解が早かったりという「直接会う」ことの良い面を改めて感じます。

PCやタブレットの画面だけでは伝わらない「人間らしさ」を感じることのありがたさでしょうか。

 

やれることは何なのか?

私のクライアントさんで一番早くリモートワークに切り替わった方は2月に入ってすぐから。

全国一斉休校になってからは、徐々にリモートの方が多くなり、今に至ります。

長い方で2ヶ月あまり、短い方でも10日以上となっています。

そんな皆さんとのコーチングセッションで出てくる言葉は「せっかく時間ができたから、今までやれてなかった勉強をしなくては!」ということ。

「具体的には?」と聞いてみると、「TOEIC」「ウエブ解析士」「情報処理技術者」「米国会計士資格」などなど、仕事上のステップアップになる資格が挙がってきます。

それを学ぶことで手に入ることや、そのためのマイルストーンもみなさん具体的に描いてくれます。

が、クロージングしようとすると皆さん「ウニャウニャ」と話が終わりません。

本当は「不安」や「寂しさ」や「気持ちの混乱」にフォーカスしたいのに、前向きな行動を起こすということでそれを払拭しようとしているのです。

それはそうですよね。

対処薬すらまだ確立されていないのに、世界中で急激に感染者が増えているという数字や、野戦病院やら棺桶やら人がいない街の映像が溢れている。

命への危険を感じている上に、株価暴落、経営破綻、大不況なんていう金銭的な不安も煽られているのですから。

私もそうですよ。

上海に駐在している夫がいるので、武漢のロックダウンに恐れおののきました。

分断されて、ずっと会えないかもしれないという恐怖。

先週、上海に戻る予定でしたが、運悪く(≒運良く)戻らなくなりました(外人受け入れ拒否となったため)けど、いつどうなるか分からず不安です。

4月からスタートのいくつかのプロジェクトもペンディング中ですし、新規のコーチングクライアントさんへの体験セッションも受けることができずで焦ります。

クライアントさんとも会えず、友達とも会えずで寂しいし、運動不足で体が重くて憂鬱だし、「超!濃厚接触」の美容院やネイルサロンにも行けずで自分にガッカリです。

それでも、まぁ、しょうがありません。

私、個人としては、コロナウイルスを撃退することも、経済をコントロールすることもできません。

罹患しないように気をつける(3密を避ける、顔に触れないなど)ぐらいしかできません。

この不運な騒動が過ぎるまで、じっとしているしかありません。

 

受け入れがたい衝撃への受容プロセス

精神科医にエリザベス・キューブラー=ロスの「死の受容プロセス」というのがあります。

死を意識せざるを得ない病(例えばガン)の患者さんを対象に研究したものです。

1.否認と孤立:頭では理解しようとするが、感情的にその事実を否認している段階
2.怒り:「どうして自分がこんなことになるのか」というような怒りにとらわれる段階
3.取り引き:神や仏にすがり、死を遅らせてほしいと願う段階
4.抑うつ:回避ができないことを知る段階
5.受容

という5段階を経て、「受容」段階になると気持ちが前向きに変化するということ。

今回のコロナ騒動で私たちが死ぬとわけでは無いかもしれませんが、受け入れがたい衝撃を昇華させていくプロセスという文脈では同じです。

皆さんは今、どの段階でしょうか?

 

前向きの段階に辿りついていないだけ

写真は3週間ほど前に散歩で行った近所の神社の池

3.取り引き:神や仏にすがり、死を遅らせてほしいと願う段階

亀が甲羅干ししているのが面白いなと思って撮ったものですが、まぁ、なんだか受容感満載でのどかですね。

「アフター/ポストコロナ」というホットなキーワードとともに「今から準備しましょう」という宣伝やら、意識高い系の人からのアドバイスやらに囚われているのかもしれません。

「受容の段階に行けば前向きになる」との研究結果がありますし、とりあえず、「まだその段階になっていないだけ」と、無理に前向きになる必要はないのかもしれません。

私は2.5ヶ月たって、何とか受容の段階あたりをウロウロ中。ブログを書くという前向き行動にチャレンジ中です。

昨日予告した、「気持ち(=インサイト)」を理解するコツの具体的な例は、また後日。

 

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